*Natsuhiko Yoshinaga and Tanniemola B. Liverpool,
From hydrodynamic lubrication to many-body interactions in dense suspensions of active swimmers,
European Physical Journal E 41, 76 (2018).
概要: アクティブな粒子懸濁液の高濃度での流体相互作用についての研究を行った。特に、粒子間の距離が十分近い時に生じる潤滑力について、一般的な解析を行い、三次元および二次元での相互作用を計算した。長距離での相互作用と組み合わせることによって、非常に大きなシステムサイズで数値計算を行い、集団運動の解析を行った。流体を考慮しないアクティブ粒子について従来報告されていた、マクロな相分離は流体相互作用によって抑えられ、力の双極子が大きい場合には有限サイズのクラスターが現れ、四重極の場合には一様配向が潤滑力によって生じることを明らかにした。