研究項目
計画研究 A02 時空班
A02-001 非平衡定常状態におけるソフトマターのゆらぎとレオロジー |
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研究概要多自由度および連続系における非平衡ゆらぎを研究対象とする。具体的には、コロイドの多粒子系に加えて、一様な流体ではあるが、異方性を持ち、ダイレクターが揺らぐ液晶、さらにはアクチン溶液を始めとする生体物質などのソフトマターをターゲットとする。これらに主に定常せん断を印加することにより非平衡定常状態を実現する。ソフトマターは文字通り柔らかく、ゆらぎおよび外力に対する応答を測定するには格好の材料であり、その結果はレオロジー特性を理解するのに有用である。しかし、非平衡ソフトマターの測定には既存の装置で対応できないことが多い。そこで、本研究では、非平衡定常系におけるソフトマターのゆらぎおよび応答関数の測定手法を開発し、それを用いて非平衡定常ゆらぎの個別性と普遍性を解明する。 |
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研究分担者長屋 智之 NAGAYA, Tomoyuki 大分大学 工学部 |
研究分担者佐藤 勝彦 SATO, Katsuhiko 北海道大学 電子科学研究所 |
研究分担者日高 芳樹 HIDAKA, Yoshiki 九州大学 大学院工学研究院 |
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連携研究者
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